kiki_raraxx’s blog

美味しいごはんを……ください……

エビとアボガドのミルクカレー🦐🥑

 

仕事が、定時で終わらなかった。

残業としては一時間くらいだったのだけど、帰る間際に特大イベントが発生。勤務的にはもうとっくに日勤帯の時間だった(今更だけど、夜勤でした)けど、バタバタしている人達を横目に「勤務時間外だから、お先に失礼します」と全てを放り出して帰れるだけの図太い心臓は持ち合わせておらず、何やかんやで色々と手伝って、ふと時計を見たら11時手前だった。もうお昼だ……帰らないと(繰り返しますが、朝定時の人です)

日勤のスタッフにそろそろ帰る旨を伝えて、ようやく帰路へ。「残って手伝ってくれて、ありがとう」「本当に助かったよ」かけられる言葉の数々に「全然ッ!困った時はお互い様ですしッ!!」と万遍の笑みで答えて、スタイリッシュ退勤。外に出たら、太陽があんなにも高い所に。なんたってお昼だしなあ……。

それにしても疲れた。本当に、疲れたな。もとより明けはいつも満身創痍だけど、今日は特大疲れてしまった。ごはん、何食べよう。低血糖になりそうなので、寝る前に何か食べなければいけないことは分かっているけれど、何かを作る気力が微塵も残っていない。白米は炊いてあるけど、納豆を練る体力すら残っていない……。たくあんを切る力さえ……。

そうだ、朝マックでも……いやもう昼マックの時間だった。もういいや、昼マックで。ダブチとマックシェイクでカロリーの暴力をキメよう。そして寝よう。そう思った時、ふと近くにある、スープカレーがメインのカフェが頭に浮かんだ。メニューはオシャレでとても美味しいけれど、店内がやや狭く、いつ行っても人で溢れて待ち時間があるので、何となく敬遠していたカフェ。この時間に行けば、一番乗りをキメられるのでは?

行って来ました。

既に駐車場で何人か待機していたけど、間違いなく私が一番乗りだった。カフェのカーテンが開いたと同時に入店して、いかにも開店待ちしていた人みたいになってしまったけど、気にしない。早く……ごはんをください……

写真は、ランチセットに付いてくるサラダ。薄くスライスしたにんじんとたまねぎのマリネがとても美味しかったけれど、個人的にはミニトマトのマリネが好きだった。昼から野菜がたくさん採れて、嬉しい。

エビとアボガドのミルクカレー。本日のメインディッシュ!!!お店はファーストオーダー制で、席に着く前にまずカレーの種類を選ぶのだけど、店員さん「たくさんあるので、ゆっくり選んで下さ」私「エビとアボガドのミルクカレーで!」 即決だった。

もうこの時点で、寝ていない脳は殆ど思考停止をしており、"選ぶ"という行為そのものを拒絶していた。エビとアボガドのミルクカレーは今月のオススメメニューだったようで、「オススメ!」と書かれた文字が真っ先に目に入り、考えるより先に口が勝手に動いただけだった。なので、席に着いてからも、ちょっぴり不安だった。だって、ただでさえ得体の知れないミルクカレーに、エビとアボガドだもん。妥当に、ぽかぽかスープカレーとかにしておけば良かったかな、って……。

結論的には、このカレーにして大正解だった。ミルクカレーの優しい味にエビのダシがよく効いていて、更にアボガドのまろやかさも加わって、最高の一言だった。寝ていない身体に、ゆっくりと染み渡る味。忙しかったけど、ランチタイムになって逆に良かったなあ、なんて。美味しくて、少し涙が出ちゃった。情緒大丈夫?

特製バナナジュース。560円くらいだったかな?グラスの直径が、大ジョッキくらいある。

店員さん「ランチをご注文の方は、ドリンクが200円引きになりますよ^^」私「ランチを注文したら、ドリンクが200円に引きになるんですか?

疲労でIQが下がり続ける脳のせいで、意味もなくリピートしてしまった。もうこれ以上喋らない方が良いかもしれない。

所でこのお店、ホールの店員さんが凄くフレンドリーで、料理を運びながら各テーブルのお客さんと色々なコミュニケーションを取っていたのだけど、私には「今日はお休み?」とにっこり笑顔で声をかけてくれた。「夜勤だよ」と、同じくにっこり笑顔で答える私。「えっと……少し早めの、晩ごはんみたいな感じ?」私「遅めの朝ごはんかな?」「あっ……」と、何かを察する店員さん。それからお店を出るまで、「気をつけて帰ってね」「ゆっくり休んでね」と何度も声をかけてくれた。人を傷付けるのは言葉だけど、癒すのも言葉だなあ、と。ぼんやりと思うなどしました。

上記のカフェで購入した焼き菓子。バナナマフィンと、チョコチップスコーン、スコーンバー。早く食べたくて、写真撮るの下手くそ芸人になってしまった。この後即座に美味しく頂きました。

 

大変だったけど、お腹も満たされて、何やかんやで最高な一日でした。素敵なカフェの、素敵な店員さん。美味しい料理、ご馳走さまでした!